20181208 海王星を撮って見た2018/12/08 23:23:00

前夜は火星と海王星が超大接近だった。 両星が沈む直前には、なんと2分07秒迄接近して居た筈だ。 だが、雲が多くて撮影は出来なかった… で、翌日の早い時刻に再チャレンジ。 天文薄明が終わるのを待って、望遠鏡を火星に向ける。 此の時刻だと高度も充分なので、庭からの撮影。 庭から撮るのは本当に楽なので、暗い田舎に住んで見たい物だ。
20181208 海王星を撮って見た
35ミリに換算すると 2000mmm にも為るのだが、火星を写野の左上に位置させると間違い無く海王星も収まる程に近いので、苦労は少ない。 とは云え、既に32分の角距離が有る。 海王星を撮ったのは実は初めてで、本当に水色に見える事が嬉しい。 火星は 0.1等星で海王星は 7.9等星なので、明るさは 1318倍も違う。 尚、軽いソフトフィルターを掛けて居るのだが、ISO6400で 1/2秒の露出で撮った。

20181206 Fake Photos2018/12/06 17:22:50

前々日と此朝は海岸で月と内惑星のツーショットを撮る心算で居たのだが、雲や雨に遮られて仕舞った。 楽しみにして居た空だったので、未練がましく合成した嘘写真を造って見た。

20181206 Fake Photos-01
金星とのランデブー(死語)は特に美しかった筈…

20181206 Fake Photos-02
水星とはこんな低空での淡いデートだった筈。 造物と判る様に金星とスピカを上空に残して置いた(笑)。

2018年 昭和記念公園花火大会2018/11/23 23:23:23

花火は好きだが、人混はとても嫌い。 困った人なので、花火の撮影は必ずと云って良い程に単独行動。 今回の立川の花火は特に混雑が有名な大会。 夏に開催予定だったのだが、悪天候で初冬に仕切り直しに為ったと伺って、撮影場所を具に検討した。 立川近辺は通過もしないと云う作戦なので、茅ヶ崎から八王子を越えて北上。 単線なので豪く時間が掛かったが、田舎駅から更に?鄙地の駅へ至る。 其処から歩いて、多摩川を見渡す公園に辿り着く。 まぁ、立てた計画をトレースするのが楽しいって事でも有る。 対岸の人出は警備車輛が出る程だが、河を挟めば静かな物だ。 僅かに近在のシニア数名が寒風に負けじと酒を囲い、打ち上げを待って居ると云う程度。 でも、楽しそうだけど… 真冬の恰好で来たのだが、北風を避けたくて植栽の蔭に三脚を立てる。 観客が少ない…と云うか殆ど居ないので、前に人が立つ心配は無いので、立ち位置は自在だ。

打上開始前30分のタイミングで、漸く満月が雲を脱して姿を見せる。
20181123 昭和記念公園花火大会-01
ま、撮りますわな。 街と月の明るさが違い過ぎるので、テキトーに処理(笑)。

花火大会は定刻にスタート。
20181123 昭和記念公園花火大会-02
行成、ドッカンドッカンと上がり、おぅおぅと喜ぶ。 方向も計算通りだが、ホテルのネオンが亦、良い処に…www

此れで換算132mmだから
20181123 昭和記念公園花火大会-03
仰角を上げても更に引かないと見切れる奴が出て来るだろう。

20181123 昭和記念公園花火大会-04
108mmm、此れで固定しよう。

20181123 昭和記念公園花火大会-05
3.5Km の距離が有るので、スタンダードサイズの花火だとこんなにショボい。

20181123 昭和記念公園花火大会-06
で、トリミングする。

20181123 昭和記念公園花火大会-07
カラーサンプル見たいで好きだな。

派手に大輪を重ねるのでは無く、特大のシングルを落ち着いたタイミングで打ち上げると云う小生好みのフィナーレ。
20181123 昭和記念公園花火大会-08
ラスマイはシャッタータイミングも良い。 枝垂れ落ちる迄露光して居るので、こんなシェープに。 花火は「打上光跡が無く、芯を確り見て取れるのが良い」、に賛成。

20181123 昭和記念公園花火大会-09
最後の一発。 シャッターを切るのが僅かに遅れて仕舞った。

では、恒例の標本花火(笑)。
20181123 昭和記念公園花火大会-10

20181123 昭和記念公園花火大会-11