20181116 庭からの月3題2018/11/16 23:23:00

二夜続けて月を撮った。 暫く放置して居た望遠鏡に出番を与えようと思ったのだが、遠征するなら10mでも望遠鏡を担ぎたくないので有る。 詰まり、車を駐めた場所に設置出来る場所でないと嫌。 そんな根性無しでは良い写真なんか撮れないので有る…とは判ってますけどね、無い物は無いwww。 月がターゲットなら周囲の明るさに然程の気を遣わなくても構わないので、狭い庭に場所を探して其処から狙った。 スマフォのレンズで覗く風景に太陽や月の位置を重ねて見せるアプリが有るので、「何時に為ると隣家の屋根から月が顔を出すか、植木が邪魔に為らないか」等が正確に判る。 いやぁ、便利な世の中に為った。

先ずは「月面X(エックス)」。 ヒーローの話では無く、月面に見える「X字型」のパターンの事だ。 上弦の頃に月面に射し込む太陽光の角度が或る範囲に収まると地球から眺めたクレーターの崖影が「X字型」を作る。 そんなに珍しい話では無いのだが、上弦のタイミングに毎回見られる訳では無いし、継続時間も1時間程だ。 此日は天気も良く、タイミングも18時30分前後と撮り易いので、初めての撮影に臨んだ。
20181116 庭からの月3題-01
ま、難しい事は何も無く、普通に月面を撮れば良い。 此のフォトは35ミリに換算すると、2800mm で撮った物をトリミングして等倍で掲載。 やや明る目の露出にシャープネスはいっぱいに上げた。 色は月っぽく?カラー毎の彩度を弄った(笑)。 あ、弩真中が「X」です。

20181116 庭からの月3題-02
全体像。 影との境目下から1/4の部分に「X」が見える。 真中付近には「V」も見えて居る。 此他にも「L」(此の画像では不鮮明だが、可也下の部分)、「A」等が有り、最近は「月面LOVE」なんてのも…ま、曖昧なのを探せば幾らでも出て来そう。


前月(雨に祟られた)程では無いが、火星が月に近い。 大接近から4ヶ月、すっかり衰えたが、未だマイナス等級を保ち存在感は有る。
20181116 庭からの月3題-03
雲が多いのを逆手に取って、「月だけに雲」のタイミング。 双方が近いので暗い方の火星ばかりがマスクされるので、辛抱強く待った。

20181116 庭からの月3題-04
一番良いコンディションの1枚なのだが、矢張、薄いベールの向こう側だね。 換算 400mm 程に為るので、「40-150mm F2.8 PRO + MC-14」の組み合わせでも良かったかも。


実は日曜日にも1枚撮った。
20181116 庭からの月3題-05
左斜上は土星(やや楕円形に見えなくも無いwww)。 此れは望遠鏡では無く、「40-150mm F2.8 PRO」の最大望遠(換算300mm)を手持で撮った。 1/16 秒位なら大丈夫そうだ。 薄雲が寄って来たので、後処理で地球照の部分と併せて露光を延ばした。 「星の王子様」風に為った?

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